ゆめみごこち

司法試験合格を目指して絶賛勉強中の大学生のブログです!勉強の記録や日々の日記について書いています!よろしくお願いいたします!!!

法律学習の記録

【民法総則】詐欺、強迫による法律行為の取消

今日は詐欺と強迫による契約の場合についてまとめます。 これまでの記事では、様々な場合の法律行為について書いてきました。 今回の詐欺と強迫による契約はその意思表示に瑕疵があった場合として分類されます。 まず、詐欺又は強迫について規定する民法96条…

【民法総則】制限行為能力者の相手方の保護ー催告権、詐術の場合

はやしんです! これまでの記事では、制限行為能力者とその行為が取り消せる場合についてまとめました。 制限行為能力者を保護するためにその行為の取消を認めているということは、いつその行為が取り消されるかわからない状況であり、制限行為能力者の契約…

【民法総則】制限行為能力者制度とそれによる取消②

今回は制限行為能力者制度についてのまとめの続きになります。 前回の記事では主に①未成年者についてと②成年被後見人について書ています。 今回は、前回書ききれなかった③被保佐人と➃被補助人についてまとめていきたいと思います。 ⇓前回の記事です。 rin701…

【民法総則】制限行為能力者制度とそれによる取消①

今回は、法律行為の取消が認められる場合で、特に制限行為能力者制度による取消についてまとめたいと思います! まず、前提としてですが、民法上当然に前提とされている契約拘束力の原則というものがあります。 これは簡単に言うと、当事者の自由な意思決定…

【民法総則】意思不存在無効ー心裡留保、虚偽表示による法律行為の無効

はやしんです。 今日は法律行為の無効についてです! 法律行為が無効になる原因として、公序良俗違反や強行規定違反、錯誤や詐欺によるものなど様々な場合がありますよね。 その中でも今回は心裡留保と虚偽表示に代表される意思不存在無効についてです。 意…

【民法総則】法律行為(意思表示)が成立するには

はやしんです! 今日は法律行為についてです。 法律行為と言っても主に意思表示についてのまとめになります。 法律行為という言葉は講学上の概念であり、一般に契約や解除、取消、追認等様々ものを含みます。 そして、これらが成立するためには、一方若しく…

【民法総則】法人とは

はやしんです! 今日は法人についてです。 法人は、民法において自然人と並んで権利能力の帰属主体となる存在のことです。 一般的には法人は営利法人と非営利法人(一般法人)に分類され、さらに非営利法人は公益法人(公益社団法人と公益財団法人)、中間法人(…

【民法総則】人の始期と終期

はやしんです! 2月に入って大学が冬休みに突入しました!春休みは民法を復習します! まずは総則の最初、「人」についてです! 民法では権利主体として、自然人(人間)と法人に区別されますが、今回は自然人についてです。 大まかにいうと、民法において、権…

【刑法】不作為犯の成立を考える

はやしんです! 今日は久々の勉強記録を書きたいと思います。 刑法総論分野における不作為犯についてです。 先日、刑法の授業の期末テストにおいて、不作為犯の罪責を述べる事例問題が出題されました。 その時に不作為犯について考え、少し勉強したのでここ…

【刑法】PTSDは傷害に該当するのか

今回は授業で扱った判例について書きます。 扱った判例は平成24年 7月24日最高裁判所第二小法廷での判決です。 事件の概要:被告人は、2015年12月からの約1年間にわたり、電子メールのやり取りやイベント会場で知り合った17歳から23歳の4人の女性をホテル客…

【民法総則】通謀虚偽表示について

はやしんです! 今回は民法総則で勉強して印象に残ったことについて書きます。 民法総則の課題で虚偽表示についての事例問題を解きました。 事例を簡単に説明します。 Aは取引先に支払いができませんでした。そのためAの債権者たちにAが所有権を持つ不動産の…

【民法総則】制限行為能力者について

今回は2回目の勉強記録です。 今日は民法総則の授業がありました。復習がてら今日取り扱った内容を書きたいと思います。 今日やった内容のうちまずは小テストの範囲から。小テストでは契約(法律行為・意思表示)の取消原因についてで、①制限行為能力 ②詐欺 ③…

【刑法】授業で判例学習をしました

今回は初めての勉強記録を書きたいと思います。 昨日は新入生ゼミナールという授業があり、この授業では現在グループごとに分かれて刑事事件の判例学習を行っています。その中でも2つのグループの判例報告の発表が行われました。 「殺人業務上横領被告事件(…