ゆめみごこち

司法試験合格を目指して絶賛勉強中の大学生のブログです!勉強の記録や日々の日記について書いています!よろしくお願いいたします!!!

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【民法総則】錯誤による法律行為の扱い

今日は錯誤についてです。 錯誤について民法では95条に規定されています。 条文は以下の通りです。少し長いですが、全文を載せておきます。 95条 1項「意思表示は、次に掲げる錯誤に基づくものであって、その錯誤が法律行為の目的及び取引上の社会通念に照ら…

【民法総則】詐欺、強迫による法律行為の取消

今日は詐欺と強迫による契約の場合についてまとめます。 これまでの記事では、様々な場合の法律行為について書いてきました。 今回の詐欺と強迫による契約はその意思表示に瑕疵があった場合として分類されます。 まず、詐欺又は強迫について規定する民法96条…

【民法総則】制限行為能力者の相手方の保護ー催告権、詐術の場合

はやしんです! これまでの記事では、制限行為能力者とその行為が取り消せる場合についてまとめました。 制限行為能力者を保護するためにその行為の取消を認めているということは、いつその行為が取り消されるかわからない状況であり、制限行為能力者の契約…

【民法総則】制限行為能力者制度とそれによる取消②

今回は制限行為能力者制度についてのまとめの続きになります。 前回の記事では主に①未成年者についてと②成年被後見人について書ています。 今回は、前回書ききれなかった③被保佐人と➃被補助人についてまとめていきたいと思います。 ⇓前回の記事です。 rin701…

【民法総則】制限行為能力者制度とそれによる取消①

今回は、法律行為の取消が認められる場合で、特に制限行為能力者制度による取消についてまとめたいと思います! まず、前提としてですが、民法上当然に前提とされている契約拘束力の原則というものがあります。 これは簡単に言うと、当事者の自由な意思決定…

【民法総則】意思不存在無効ー心裡留保、虚偽表示による法律行為の無効

はやしんです。 今日は法律行為の無効についてです! 法律行為が無効になる原因として、公序良俗違反や強行規定違反、錯誤や詐欺によるものなど様々な場合がありますよね。 その中でも今回は心裡留保と虚偽表示に代表される意思不存在無効についてです。 意…

【民法総則】法律行為(意思表示)が成立するには

はやしんです! 今日は法律行為についてです。 法律行為と言っても主に意思表示についてのまとめになります。 法律行為という言葉は講学上の概念であり、一般に契約や解除、取消、追認等様々ものを含みます。 そして、これらが成立するためには、一方若しく…

【民法総則】法人とは

はやしんです! 今日は法人についてです。 法人は、民法において自然人と並んで権利能力の帰属主体となる存在のことです。 一般的には法人は営利法人と非営利法人(一般法人)に分類され、さらに非営利法人は公益法人(公益社団法人と公益財団法人)、中間法人(…

【民法総則】人の始期と終期

はやしんです! 2月に入って大学が冬休みに突入しました!春休みは民法を復習します! まずは総則の最初、「人」についてです! 民法では権利主体として、自然人(人間)と法人に区別されますが、今回は自然人についてです。 大まかにいうと、民法において、権…