ゆめみごこち

司法試験合格を目指して絶賛勉強中の大学生のブログです!勉強の記録や日々の日記について書いています!よろしくお願いいたします!!!

1年間の寮生活を振り返る

今日は約1年間お世話になった(もう少しお世話になる)学生寮の大掃除をしました。

 

今日は寮での1年間を振り返りたいと思います。

 

僕の大学では、全学部の1年生だけが入れる寮と、各学部ごとに上級生が入れる寮があります。

 

僕は昨年の3月に1年生として前者の寮に入寮しました。

 

男女共通の寮で寮生の数はおよそ300名くらいです。

 

寮日は月3万円で、その内訳は2万円が食費、1万円が家賃及び光熱費だそうです。

 

部屋は1部屋7.5畳で二人部屋の共同生活です。

 

二人が荷物を置き、そこで暮らすとなるととてつもなく狭いです。

 

寮食は大学の授業がある日のみ朝昼晩の三食出ます。

 

学校の給食のような感じでした。

 

おいしいときもそうでないときもあるので、毎日寮食は楽しみでした。

 

とにかく寮費が安いので、バイト代で生活費をやりくりしているので、この安さはとても助かりました。

 

 

春には新入生歓迎のイベントを少しだけ行いました。

 

寮生はフロアや部屋の場所ごとにいくつかのブロックに分かれるのですが、1つのブロックは20人ほどでブロックごとに親睦会を行いました。

 

新入生はその親睦会で一発芸を行うのがルールだったのでなにをやるか頭を悩ませたのは思い出です。

 

皆の前でそれぞれが考えてきた一発芸を披露しましたが、それが初体面だったので、その一発芸のイメージで覚えられてしまう人がたくさんいました。

 

今でも一発芸は話のネタになるくらい思い出に残っています。

 

他にも、例年は大規模な新入生歓迎イベントが執り行われていたようですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、大人数で集まることがはばかられているので中止になってしまいました。

 

同様の理由で、寮食は本来ならば食堂でみんなで食べることが出来たのですが、今年は

お弁当に変更になり、各部屋で食べることが義務付けられました。

 

各自自分の部屋で食べることがルールだったのですが、みんなそれを破って誰かの部屋に集まって食べていましたね。笑

 

また、寮祭という行事もなくなってしまいました。

 

学校での文化祭のように1年で最も大きなイベントなだけあって、これが無くなってしまったのは物寂しい気持ちです。

 

新型コロナウイルスの影響で例年とは色々なことが変わってしまい少し残念に思います。

 

 

実を言うと、寮生活が始まったころは少し憂鬱な気分でした。

 

初めて会った人と一緒に住むなんて経験は今までなかったので…。

 

相方ともぎこちない関係でした。

 

同じ部屋にはいるもののお互いに別のことをやっていて、常に気を使っていたのですごく疲れたのを覚えています。

 

共同のトイレやお風呂は狭くて汚いのも、今では何も思っていませんが最初は嫌でした。

 

壁が薄く近隣の部屋や上の階の音など、色々な物音が聞こえてきたのもちょっとしたストレスでした。

 

入寮した次の日には後悔していたことをよく覚えています。

 

 

しかし、寮での生活はもちろん嫌なことばかりではありませんでした。

 

常に周りに人がいる状態ってやっぱり賑やかで楽しいと思います。

 

毎日が修学旅行みたいな感覚でした。

 

朝から晩まで友達といるのは案外いいものでした。

 

何時しか相方に気を遣うことも無くなり、お互いに存在を認識しながらものびのびと生活しているなんて、なんか不思議ですよね。

 

寮ではそれが当たり前になっていていたので気付けばその生活を憂鬱に感じることも無くなっていました。

 

さらに、今年は1年間を通して授業はオンライン形式での実施だったため、学校で友達と会うことは出来ませんでした。

 

ましては、画面越しにしか顔を見ることが無いので、仲良くなることもめったにありませんでした。

 

そんな状況の中で、寮に居れば自然と友達が出来て、いつでも誰かと一緒にいることが出来るのは幸せな状況だったのかもしれません。

 

今年度の一人暮らしはとてつもなく孤独な日々だったのではないでしょうか。

 

寮にいるだけで、いつでも誰かと話すことが出来ます。

 

毎日一緒にご飯を食べることが出来るし、ゲームに明け暮れることもありました。

 

麻雀を教えてもらって、夜中までやっていたこともありました。

 

突然映画を見たいと言い出し、それに賛同した友達とレイトショーに駆け込んだことも

あります。

 

夜中にみんなのマックを買いに行く人を決めるためににじゃんけんをしたこともあります。

 

年末年始はほとんどすべての寮生が実家に帰省してしまったけれども、僕はアルバイトをしていました。

 

12月31日も深夜の3時までバイトだったので年越しはバイト先でした。

 

しかし、寮に残った数少ない友達2人が年越しのタイミングに合わて来てくれてのはとても嬉しかった。

 

お風呂や食堂であった知らない人とも話して友達がどんどん増えていきました。

 

寮では人の輪がどんどん広がり、深い関係を築けた人も多いのではないかと思います。

 

 

その点で寮に入ったのは後悔するような誤った選択ではなかったのだろうと今は思います。

 

 

しかし、広いので今日の大掃除はとても大変でしたね。笑

 

 

以上、とある大学生の寮に入った1年間の体験談でした。

 

寮に興味がある人は是非入ってみてもいいかもしれませんね。