ゆめみごこち

司法試験合格を目指して絶賛勉強中の大学生のブログです!勉強の記録や日々の日記について書いています!よろしくお願いいたします!!!

コロナで大学に行かずに1年が終わった話

本日2月2日火曜日、ぼくが通う大学では期末試験が終了し春休みに入りました。

 

4月に入学してからいつの間にか10か月が過ぎてしまいました。

 

まだ新型コロナウイルスの感染が拡大し始めたころだったのを覚えています。

当時は感染者の数も今より随分と少なかったにもかかわらず、死亡者も出ており、社会は新たなウイルスに対して不安を抱えていました。

 

多くの学校で授業が突然終了されたり、突如卒業式が中止されたことは今でも印象に残っています。

 

突然の状況に社会は混乱に陥っていたのではないでしょうか。

 

マスクの着用をしていない人をひどく非難したり、感染者への誹謗中傷や差別などもありました。

 

外出を自粛しつつもその状況にストレスを抱える人がいた一方で、状況を軽んじて会食などをする人たちは非難されていました。

 

毎日ニュースではそんな悲しいニュースと新たな感染者情報が流れ、社会は暗くなったように思えました。

 

しかし、当時の僕はこの暗い社会が終わる日が近いうちに来るだろうと希望を持っていました。

 

春からは感染拡大に注意しながらでも普通に大学生活が送れるものと思っていました。

 

 

実際は違いました。

 

 

はじめに入学式が中止になったという内容のメールが届きました。

 

同様に入学説明会なども中止となり、家には大学から分厚い封筒が届きました。

 

すべて新入生に向けた様々な説明会で配布されるはずの資料でした。

 

はじめて行く大学でわからないことだらけなのにすべて自分で読んで理解するのはなかなか大変だった記憶があります。

 

 

しかし、当時はまだオンライン授業やリモートワークなどは普及しておらず、大学にも普通に通えるつもりでたため、実家を出て大学の寮に入りました。

 

 

数日後に大学からメールが来て、約1か月間の授業をオンライン形式に変更されました。

 

 

機械音痴なため慣れないパソコンに苦労しながらの授業でした。

それ以上に思い描くような大学生活とはかけ離れたものでした。

 

1か月後、前期授業をすべてオンライン形式に変更することが発表されました。

 

講義を聞くのはもちろん、テストやゼミの発表さえもすべてオンラインで行いました。

 

寮の友達以外にほとんど友達は出来ず、先生や先輩とのつながりも全くと言っていいほどありませんでした。

 

前期と同様に後期もオンラインで形式での実施となりました。

ただし、前期と違って少人数の授業は対面式で行われていたようです。

 

残念ながら僕の履修した授業はすべて人数の多い講義だったのでぼくが学校で授業を受けることは1年生の間1度もありませんでした。

 

唯一外に出るのはバイトくらいだったため、毎日部屋でパソコンと向き合っているばかりの日々は今思えばなかなか辛かったです。

 

寮に入ったおかげで大学にはいかなくても友達と過ごせたのは不幸中の幸いだったのかなと思ったりします。

 

もしも、一人暮らしなんかしてたら誰にも会わない日が1年続いたのかと思うとぞっとします。

 

勉強については前期から後期の中盤にかけてはなんとか頑張れていました。

 

一年生で気合が入っていたこともあり授業動画をしっかり視聴し、課題や予習復習も熱心に取り組んでいました。

 

ただ、それを最後まで続けることは出来なかった。

 

僕に限ったことではなく、周りの友達に共通して起っていたのが、モチベーションの低下です。

 

例えるなら、5月病が冬に来た感じでした。

 

オンライン授業のせいなのか、入学から時間がたって中だるみしてしまったのかは定かではありませんが、みんなが生活に不満とストレスを感じているのはわかりました。

 

後期中盤以降の授業はどうしても身が入らなくて、カメラをオンにしなくてよいことをいいことに居眠りしてしまったり、他ごとをしたり…、今思えばよくなかった。

 

予習や復習も追いつかなくなり、気が付けば課題を提出することしかしなくなってしまいました。

 

中間テストや期末テストはオンライン形式での実施が難しいためほとんどの科目で無くなり、代わりにレポート課題が課されることが多かったです。

 

オンライン授業は出席確認が困難なため、課題を出したり、定期的に小テストを科す先生が多かったです。

 

例年よりも課題が圧倒的に多いらしく、課題に追われた1年でした。

 

 

 

気が付けばもう明日からもう春休みでした。

 

1年生のうちに大学に行ったのは何回あったかなーとよく友達と話します。

 

そんな話をしていることが今までからしたら異常だなって思ったりします。

 

ちなみに僕が大学に行ったのは、図書館に数回と生協に教科書を買いに行ったくらいですね。

 

 

こうして1年が終わってみて、振り返ると少しだけ悲しくなったりします。

 

もちろん楽しいことはあったのだけど…、やっぱり普通に大学に行きたかったと思います。

 

 

当たり前に学校に行っていたはずが、今ではそれが当たり前ではなくなって、それがどれだけ幸せなことだったか気づかされました。

 

 

それは学校に行くことだけではなく、すべてのことに共通していると思います。

 

 

色々なことに感謝をして、その時間を大切にしなければいけないと思っています。

 

 

こんな風に1年生の1年間という貴重な時間が終わってしまったからこそ、残りの3年間は大切に過ごしていきたいなーなんて思います。

 

来年は対面式で行われるという噂なので…

 

 

長くなってしまったのでこの辺で終わります。

 

皆様もくれぐれもコロナには気を付けてください。

 

一緒にこの時代を降り超えましょう。

 

 

 

ではまた。

f:id:Rin7010829:20210202223038j:plain